[ Cub ] : 2) 鮫の子
いつもは我が物顔で蕪島を占拠している、
この“方々”(蕪島のウミネコは弁財天様の使いとされています)も
今日ばかりはアッチコチに“避難”しています。
いつもこの辺を悠々と飛び回る彼らでさえ見慣れない、
この、ニンゲンの数!
今日(4/17)と明日(4/18)は、
蕪島まつりなのです!
以前は旧3月3日に祭られ、
近年は4月の第3日曜日に開催されていた「蕪島まつり」も、
今年からは土〜日曜の週末2日開催となった。
(ナゼ2日間もやるようになったのか? と、多くの方々に問われましたが、答えられなくてゴメンナサイ)
蕪島は、
約4万羽ものウミネコが繁殖地とする地続きの小さな島で、1922年には国の天然記念物にも指定された八戸を代表する観光地のひとつである。
多くのウミネコがニンゲンを怖がることもなく間近にワラワラ集まって来る様は、さしずめヒッチコックの名作『鳥』を疑似体験できるとあって、しばしばいろんな意味で話題となる人気スポットでもある。
ウミネコの繁殖地 = ニンゲンの観光地、なのだ。
お伽噺に描かれるデフォルメされた島みたいに小さな島の上に建つ蕪嶋神社(地名は“蕪島”だけれど神社は“蕪嶋”と表記)は約750年程も前に発祥しているとされる由緒ある神社である。
祀られる神は「弁財天」。
「弁才天」ではなくて「弁財天」の名前のごとく、「財」をもたらす神として、漁港町:八戸では航海安全・大漁・商売繁盛などの“効能”があるとされる。
そんな、普段はウミネコの“爆撃”に白茶けている蕪島も、
今日と明日ばかりは、カラフルで綺麗に“おめかし”しています。
ど〜ぞ正装した蕪島のお祭りに足をお運び下さい。
ひょっとしたら、「会運証明書」をもらって
開運するかもしれませんよ…
2010年4月17日土曜日
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