2010年4月11日日曜日
港八戸湊町の朝市寿司 山手通り朝市『鯉ぬま』
その規模の大きさとバラエティに富んだ店揃えで、
全国的にも有名になった館鼻岸壁朝市の一翼を担う「湊日曜朝市」は
以前、湊山手通りの沿道で賑やかに開催されていた。
当時は「湊の日曜朝市」と言ったら、
山手通りの朝市だったのである。
しかし、住宅地で開催する朝市の“宿命”で、
近隣住民・出店者・利用客・管理団体それぞれの立場の相違による諸モンダイが発生し、
その解決策として、現在の館鼻漁港に場所を移すこととなった。
「モンダイ解決」だけでなく、
その上に「+α」するバイタリティこそが、
現在の館鼻岸壁朝市大成功の要因のひとつなのだ。
ちなみに、ニュータウン朝市も似たようなモンダイにより2度、移転して現在の場所に落ち着いた経緯がある。
だから、関係各位ソレゾレの心情を充分に察しつつも…
片町朝市もなんとか…と、
いち利用客・いちフアンとして無責任な希望を抱いてしまったりもするのである。皆さんもそうでしょ?
(実は片町朝市のモンダイは今始まったことではなくて、長年慢性的に続いてきたモンダイなのだ。そのため以前、別の場所に移ったこともあったのだが、またすぐに現在の場所に戻ってきたのだという)
で、
湊日曜朝市会が館鼻に遷った後も、主に近隣利用客の利便性を重視して同じ山手通りに残ったのが現在の『湊山手通り朝市』。
残念ながら、以前ほどの大賑わいこそ少なくなったけれど、
その分、ホノボノゆったりした朝市らしい和やかさを得たようだ。
沿道に並ぶお店も以前ほど多くはないけれど、
平日には陸奥湊駅前通りで店を出している市場関係の方々や、
近隣の農家、人気豆腐店、ラーメン・ソバ屋、惣菜、カフェ等など
様々な店がコンパクトに揃っていて利用しやすい。
中でもオススメの店といえば、なんといっても『鯉ぬま』である。
『鯉ぬま』と言えば、新鮮な魚介類の食べ方を知り尽くした湊住人でさえ、その実力を認める、湊地区でも名の通った寿司屋なのだ!
(おいしい天ぷらもあります)
そんな名店の御主人が握ったり巻いたり散らしたりした寿司が朝市に並ぶ! しかもリーズナボーな朝市価格で!
(寿司の内容は諸事情によって変わります。寿司屋ですから)
朝市の店先でリーズナボーに買える寿司とはいえど、
量販店の惣菜コーナーにズラッと並んだり、
広い店内をグルグル回ったりする寿司とは、明らかに一線を画す!
(ソレはソレで充分にオイシイのだけれど、コレはソレ以上にホントに美味しい)
ホンモノの職人が握った寿司は、
やっぱりホンモノの「寿司」なのだ。
更に『鯉ぬま』の「納豆巻き」がまた巧くて美味い。
山ゴボウのポリポリ感と、プロの巻き加減によるシャリのホロホロ感が、絶妙な食感コントラストを醸し出していて絶品なのである!
朝っぱらから港八戸湊町の本格寿司をつまめるなんて、
なんて贅沢な!
コレも八戸ならではの『八戸道樂』。
湊山手通り朝市、侮り難し!
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