2009年12月7日月曜日
八戸の夜は、ハイボールからはじまる? 【洋酒喫茶プリンス】
横丁ってぇことろは、
ワクワクドキドキの(オトナの)ワンダーランドみたいなところである。
しかし中には…
その本質の如何に関わらず、
初めての店内へと通ずる閉ざされた扉を開くのに多少なりとも躊躇してしまう店も少なくなくもない。
で、そーいったよーな店に気軽に“突撃”できてしまうのが、
我が八戸の繁華街が誇る「飲み歩き系イベント」なのだ。
そんなこんなでやってきました長横町れんさ街。
飲み歩き系イベントで初めて足を踏み入れてから、
この【洋酒喫茶プリンス】には、
もーすでに○回は来ている。
しかもココは数々のミラクルな邂逅をうむ「縁の店」で、
最初来店した夜などは、なんとあのサバ博士:右田さんと本当に偶然にもお会いできてご挨拶をさせて頂いた場所なのだ。
さて、その店内は…
めくるめく古き良き時代の“カラー”がキラめく
なんとも言えない独特の温かさ……
少なからず昭和を生きた者には、なんとな〜く懐かしく、
平成しか憶えのない者には、なんとな〜く新鮮なムード。
まさにワンダーランド!
そんな店内に紹介したいモノ事は数々あれど、
真っ先に特筆すべき事と言えば、
なんといっても、ここのマスターは酒場のマスターなのに酒を飲まない! というコトであろう。
良い具合にコナレたカウンターの中で、
オイシイ水割りやらハイボールやらジントニックやらナニヤラを作りながら、合間にニコニコとタバコをふかしているだけなのだ。
穏やかなヒトなのである。
魚が喰えない魚屋や肉がキライな肉屋はマッタク信用できないのに、
酒を飲まない酒場のマスターは人間的に信用できそーに思えるってぇのはいったいぜんたいどーゆーワケなのか?
ヒトにとって酒っていったいなんなんだ?!
ま、ソレはソレとして…
「 答えの出せない自問に時間を割くほど若くはないしヒマでもないのさ (渋 」
酒を飲まないマスターが作るプリンスの水割りやハイボールは、
そこいらのウヰスキー割りとは“ひと味”ちがい、
MILD & SMOOTHでとてもオイシイってんだから世の中ワカラナイ。
さては、長い年月と研究と実験を経て辿り着いた秘伝の調合なのでは?
で、そこんとこの秘訣を知りたくなって
ダメ元でマスターに恐る恐るソレとなく訊いてみたのだけれど…
ここでもマスターはニコやかに【秘伝のウヰスキー割り】のヒミツを
惜しげもなくアッサリと教えてくれたのである。
なんていいヒトだ。
さて、その『まろやかウヰスキー割り』のヒミツとは……
内緒です。
知りたいヒトはプリンスに行って自分でマスターに訊きましょう。
きっと、ニコニコしながら教えてくれますよ。
この扉は、開けてもいい扉です。
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